高鍋パソコン教室の日常

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パソコンを購入していただき、なおかつ、全く触った事もないお客様がいます。
ほとんど毎週来て、家でも復習し、分からなければ容赦無く電話の嵐。
それでも、ずっと見ていたから、分かります。

今までは、巨大な基礎工事をしている状態でした。そして、数日前、綺麗に整った挨拶文を見せに来ました。それは、こちらがアドバイスする事なく、お客様の力だけで印刷までしたものでした。

無性に嬉しかったですね。嬉しい事もあれば、歯痒い事もあります。なんにせよ、教室を頼ってくれる方がいるのは、有難いことです。  

時間がない、綺麗に文書を作りたい、よく分からないから作って。
と、様々な理由でパソコン教室に作成代行を依頼するかたが、いらっしゃいます。
案内文から、パンフレット的な内容まで様々です。

先立つものを頂くからには、見やすく綺麗なレイアウトで全く誤字のない内容で作成して、場合によっては、ライトルームやフォトショップ先生を使い画像も綺麗にしてから、納品をしたいのです。

しかし、下書きとなる文章や掲載する名前をお客様から頂くのが、パンフレットなのに、納期の2日前に漸く貰う…となると、考えて一通り作って終わります。構成が不十分になります。

仕事を請け負うのは大歓迎です。ただ、お客様が利用しやすい完璧なものを作りたいのです。そこまで求めてないかもしれないけれど、やるからには、全力で取り組みたいのです。その為には、あと数日早くプログラムの下書きが欲しかった。

悔しくて、歯痒い思いをした1日でした。  

游明朝使いにくくない？と言う話になりました。
ワード2016からの標準フォントです。読みやすく綺麗に見えるのですが、行間が広がりすぎます。で、案の定問題が発生しました。

今まで作成した見本では、ページ内に収まらない！

グリッド線に合わせなければいいって話なのですが、パソコンに触るのも、おっかなびっくりな人もいます。パソコンを避けてきて、ついに観念してパソコン使う羽目になった人もいます。
そういう方が来た場合は、標準フォント自体をMS明朝にしますが、どんな操作をするにせよ、なんでこの操作をしたか？の説明は必要になります。

初心の方には、そんな説明の理解で頭を使わせたくない。しかし、行間も含めて圧倒的に美しく見られるのは、游明朝だと思います。
これはもう、游明朝を基準とした見本で、今後は授業を進めていくしか無さそうです。
技術も増えているので、それを提供するのも、教室の役割です。